アレルギー科|狛江駅徒歩5分の狛江 なのはな内科クリニック|土曜診療

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アレルギー科

アレルギー科|狛江駅徒歩5分の狛江 なのはな内科クリニック|土曜診療

アレルギー科について

アレルギー科は花粉症や気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどに代表されるアレルギー疾患を専門的にみる診療科です。人体には体の成分と違うものが体内に入ってくると、これを異物と捉えて取り除こうとする免疫機能があります。アレルギーはこの際に生じる免疫の過剰反応といえます。何がアレルギー物質になるかは遺伝的な要素から後天的な要素まで様々で、種類も無数にあります。
当院ではアレルギーに関する症状やお悩みに関して幅広く診療いたします。お気軽にご相談ください。

アレルギー科でよくみられる症状

このような症状の方はご相談ください

気管支喘息

  • 発作的に激しく咳き込んだり息苦しくなったりする
  • 「ゼイゼイ」「ヒューヒュー」といった音がのどから聞こえる

花粉症・鼻炎・結膜疾患

  • 鼻水やくしゃみ、鼻や喉のかゆみ、鼻づまりなどがある
  • 目のかゆみや充血、涙が出る、目がゴロゴロする、目やにがでるなど

皮膚疾患

  • 皮膚に赤みとかゆみがあり、ミミズ腫れ、あるいは地図状に大きく広がっている
  • 顔、首、目の周りや髪の生え際、手足の関節部などにかゆみを伴う湿疹がある
  • かゆみを伴う湿疹が皮膚に繰り返し起こる
  • 全身にかゆみの強い赤みやブツブツがある、皮膚も厚くなり色が変わってきた

食物

  • ある特定の食物(牛乳、鶏卵、小麦、大豆、甲殻類、そば、ピーナッツ、魚類、果物、野菜など)を食べると、じんましん、湿疹、嘔吐、下痢、咳、ゼイゼイ(喘鳴)などの症状が起こることがある

アレルギーでお悩みの方を広く診察いたします。
花粉症や喘息でお悩みの方、何に対するアレルギーかわからずお困りの方などお気軽にご相談ください。

アレルギー科の対象となる主な疾患

  • 気管支喘息
  • 花粉症
  • アレルギー性鼻炎
  • アレルギー性結膜炎
  • 食物アレルギー
  • 薬物アレルギー
  • じんましん
  • アナフィラキシー

気管支喘息

喘息は、咳や痰などの症状、ゼイゼイ、ヒューヒューという喘鳴(ぜいめい)、息苦しさ、呼吸困難を繰り返す呼吸器系の病気です。喘息が起きる原因は多岐にわたり、遺伝的な素因と環境要因が混在して発症します。アレルギー反応を起こす原因としては、ダニやハウスダスト、イヌ、ネコなどの動物のフケや毛など様々です。原因がわからない場合や気候の変化、タバコやアルコールによる刺激などでも生じることがあります。原因は複雑ですのでご相談ください。
気管支喘息は治療せずに放置すると、繰り返し起きる炎症により気道の構造が変化し、喘息発作がより起きやすくなります。適切な診断を受け、早めに治療を開始することが大切です。
喘息の治療は発作が起きた時にする治療と、発作が起きないようにする治療(長期管理といいます)に分けられます。気管支喘息に対しては吸入ステロイド薬が有効であり、治療の軸となります。また気管支拡張薬などを併用し発作を予防します。
咳が長く続く、ゼイゼイを繰り返す、運動時にゼイゼイして息切れが認められる場合は、喘息の可能性がありますのでご相談ください。

花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどに苦しむ花粉症の方は年々増加しており、日本国民の25%以上が花粉症という統計もあります。
アレルギー性鼻炎・結膜炎は、スギ花粉などによって引き起こされる季節性アレルギー(花粉症)と、ダニやハウスダストなどによって引き起こされる通年性アレルギーに大別されますが、どちらも混在していることもしばしばあります。花粉症は、春はスギ、ヒノキ花粉、夏はイネ科、秋はブタクサなど、季節によってアレルゲンとなる花粉の種類が異なりますが、複数の花粉にアレルギーが認められる方も珍しくありません。
症状は季節性・通年性のいずれも、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、充血などです。治療としては、原因が特定できる場合は、可能な限り原因の回避と除去(こまめな掃除など)を行います。アレルギー性鼻炎の薬物療法は広く行われており、症状や重症度に応じて抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイド薬などを用います。アレルギー性結膜炎では、アレルギー反応を抑える抗アレルギー点眼薬などによって、目のかゆみの症状を改善します。
このようなアレルギー性疾患は、正しい診断と治療で症状の改善が期待できます。つらい花粉症の症状にお悩みの場合、早めに受診されることをお勧めします。

 

食物アレルギー

食物によって、湿疹やじんましん、嘔吐、下痢などの症状が免疫反応によって引き起こされる病気です。ときに血圧低下や意識障害、呼吸困難など生命を脅かす危険な状態に至ることもあります。三大アレルゲン(アレルギーの原因物質)として、鶏卵、牛乳、小麦が挙げられますが、ほかにも大豆、ソバ、甲殻類、魚卵、ナッツ、ゴマなどがあります。
食物アレルギーは症状や重症度に個人差があり、原因となる食物アレルゲンも人によって異なります。食物アレルギーへの対応としてはアレルゲン診断を受け、最小限の除去を正確に行い、安全を確保しながら必要な栄養を摂取していくことが基本となります。

蕁麻疹(じんましん)

じんましんは皮膚の一部が突然くっきりと赤く盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡形もなくかゆみと皮疹が消えるという特徴があります。たいていかゆみを伴いますが、チクチクとした感じや焼けるような感じになることもあります。発症して6週間以内を「急性じんましん」、それ以上経過した場合を「慢性じんましん」と呼びます。じんましんの治療は、まず原因や悪化因子を探して、それらを取り除く、または避けるようにすることです。アレルギーが原因であれば、原因アレルゲンや刺激を回避します。仕事や勉強などのストレスや不規則な生活を避けることも重要です。薬物治療は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬や塗り薬が中心となります。

アナフィラキシー

食物、薬物、蜂毒などによるアレルギー反応により、皮膚症状、腹痛、嘔吐、息苦しさなど複数の臓器にわたり症状が出現することをアナフィラキシーと呼びます。血圧の低下、意識レベルの低下、脱力を来す場合をアナフィラキシーショックといいます。迅速に対応しないと生命に関わる危険な状態ですので、アナフィラキシーが起こったら速やかに救急車で医療機関を受診してください。